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安川電機、スロベニアの新工場が竣工

2019年4月11日

 安川電機(福岡県北九州市)は10日、スロベニア子会社のYASKAWA Europe Robotics d.o.o.が産業用ロボットの生産を2019年1月に開始し、新工場の竣工式を4月8日に行ったと発表した。

 世界のロボット市場は、近年の新興国の経済発展や労働力不足の解消を背景とした自動化・省力化の流れにより、今後も中・長期的に大きく成長する見込み。

 同社は現在、福岡県(北九州市・中間市)と中国江蘇省(常州市)にロボットの生産工場を有しているが、欧州における今後のロボットの需要増に対応するため、スロベニアのコチェービェ市に新たな生産拠点を新設。

 ポテンシャルの大きい欧州市場の顧客ニーズに対応するとともに、新たなサプライチェーンを構築し、EMEA(欧州、中東、アフリカ)全域へスピーディーに供給する。

■ 新工場概要

会社名:YASKAWA Europe Robotics d.o.o.
所在地:スロベニア コチェービェ(Kocevje)市
建築面積:12,500㎡
事業内容:産業用ロボットの製造
生産能力:500台/月(2021年度計画)
竣工:2019年4月8日
生産開始:2019年1月

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