島津製作所、中国に油圧機器の新工場

2021年7月2日

 島津製作所は6月30日、中国子会社の天津島津液圧有限公司が建設を進めていた新工場が竣工したと発表した。

 コロナ禍からいち早く経済の回復を果たした中国では、電子商取引市場の発展を背景に、物流量が再び増大している。物流業務に欠かせないフォークリフト市場の成長も加速しており、作動油を送り出すギヤポンプや、作動油の流路を切り替えるコントロールバルブの需要が高まっている。

 今回、新工場の設備を活用し、高い生産効率と品質、性能を追求して、需要増に対応する。全面稼働は2021年10月を予定。ギヤポンプにおいて2022年度には2019年度比2倍となる年間生産30万台を見込んでいる。

 中国フォークリフト市場では、排ガス規制の強化によって電動化への移行が加速すると考えられている。また、快適性や車体の静穏性の向上、燃費やバッテリー消費の低減による経済性の向上など、新たな付加価値を持つフォークリフトの開発も進んでいる。同社は、低消費電力かつ低騒音という製品特長を活かし、新たな付加価値を持つギヤポンプやコントロールバルブの提供を進めるとしている。

■ 新工場概要

会社名:天津島津液圧有限公司
所在地:中国・天津市西青経済技術開発区賽達工業園
投資額:約22.3億円(2,000万ドル)
敷地面積:約24,000㎡
延床面積:約17,000㎡
構造:一部2階建て
生産品目:油圧ギヤポンプ、コントロールバルブ
生産能力:ポンプ50万台/年、バルブ20万台/年
全面稼働開始予定:2021年10月

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