産業用機械の製造販売などを行う技研製作所（東京都江東区、高知県高知市）は12日、15年5月に千葉県浦安市内に取得した土地・建物を整備改修し、16年4月21日より「関東工場」として運用を開始すると発表した。

　同工場では、東京都江東区にある有明工場を移転拡張させ、東日本地域での圧入機製品の保守体制の強化や、兵庫県丹波市にある関西工場が行ってきたレンタル事業製品の整備・出入庫機能と、海外への機械・部品供給機能を拡張させるとともに、事業継続計画（BCP）対応の観点から高知、関西、関東での三拠点体制を整える。

　有明工場の移転は16年3月9日に完了する予定で、翌10日より圧入機製品の保守・メンテナンス業務を先行して開始。

　4月11日にはグループ会社である技研施工の東京本社（東京都江東区）も同敷地内に移転し、同社グループのグローバル展開を担う 新たな重要拠点として4月21日から運用を開始する。