帝人、チェコで自動車向け複合成形材料事業の拡大

2021年2月22日

 帝人は17日、グループ会社のベネット・オートモーティブ社がチェコ国内のミロヴィツェ工場で複合成形材料GF-SMCの成形設備を新設すると発表した。

 同社は、ドイツなどの有力自動車メーカーが生産拠点を構える中東欧の中心部に位置するチェコに主要拠点を構え、炭素繊維複合材料(CFRP)の成形技術や自動車部品の塗装や組み立ての設備などにより、Tier1(一次サプライヤー)として自動車メーカーに部品を供給している。

 今回、欧州における自動車向け複合成形材料事業の拡大を図り、軽量性、強度をはじめ、デザイン、生産性、コスト効率向上といった顧客ニーズへの対応力強化を目指す。また、同社は既に欧米の自動車メーカーから新たな受注を獲得したとしている。

 帝人グループは、マルチマテリアルでのTier1サプライヤーとして、使用材料の拡充から部品設計にまで踏み込んでのソリューション提案力の強化や、グローバルでの安定供給体制の確立を進めていく。そして、2030年近くには、自動車向け複合材料製品事業の売上20億ドル規模を目指す。

■ 設備投資概要

会社名:Benet Automotive s.r.o
所在地:チェコ・ミロヴィツェ市
投資額:約10億円(約1000万ユーロ)
設備内容:自動車向けGF-SMC製品の成形・加工・組み立て
稼働開始予定:2022年秋

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