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Abalance、エチオピアの新工場が稼働

2025年4月24日

Abalanceは23日、連結子会社TOYOがエチオピアに建設していた太陽光セルの新工場が4月初旬に生産を開始したと発表した。

 今回の生産開始により、ベトナムに次ぐ生産拠点としてグローバルな太陽光パネルとセルの供給体制を強化する。初期納入分として4月末までに80MW超の太陽光セルを顧客へ供給する予定で、新工場は第1フェーズとして年間2GWの生産能力となる。2025年6月までに新工場をフル稼働させる見込みで、月産能力は150~200MWに達する予定。

 第2フェーズの建設も準備中で、年間2GWの追加生産能力を見込む。年間の総生産能力は4GWとなり、TOYOはテキサス州ヒューストンで建設中のパネル工場の需要にも対応しつつ、再生可能エネルギー市場におけるサプライチェーン体制を強化する方針。

■ 新工場概要

事業内容:太陽光セルの製造
生産能力:年間2GW
生産開始:2025年4月
フル稼働予定:2025年6月まで

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