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エバラ食品工業、茨城県下妻市に新工場建設

2025年7月2日

エバラ食品工業は6月30日、国内製造体制を再編すると発表した。

 茨城県下妻市のしもつま中央工業団地に約21億円で工場用地を取得し、新工場を建設する。新工場は同社最大規模となり、第1期の稼働は2028年度頃を予定している。

 今回の再編は、多品種少量生産への対応力を高めることを目的としており、多様化する市場ニーズに機動的に対応する製造体制を構築する。

 あわせて群馬県伊勢崎市の群馬工場の操業を2027年3月に停止し、同工場の生産品は他の国内グループ工場で生産を継続する。群馬工場の従業員については、雇用維持を最優先とし、他拠点への配置転換を進める予定。

■ 取得資産概要

新工場名:茨城工場(仮称)
所在地:茨城県下妻市中央工業団地(しもつま中央工業団地)
取得価額:約21億円
敷地面積:61,125.45㎡
稼働開始予定:2028年度頃(第1期)

◇ 群馬工場概要
名称:群馬工場
所在地:群馬県伊勢崎市長沼町1744番4
設立年月:1980年7月
生産品:業務用ラーメンスープ、がらスープ等
従業員数:2025年3月末 37名(臨時雇用者数の年間の平均人員 23名)
操業停止予定:2027年3月

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