四国化成工業、香川県坂出市に新工場建設
2025年7月11日
四国化成ホールディングスは9日、グループ会社の四国化成工業が香川県坂出市に半導体材料の生産を行う新拠点「坂出工場」を建設すると発表した。
デジタル技術やAI、IoTの進展により今後も成長が見込まれる半導体市場に対応するため、ファインケミカル製品の需要増に応じた生産能力の強化を目的に新工場を建設する。坂出工場は、研究開発施設であるR&Dセンターからのアクセスが良好で、迅速な開発と製品立ち上げが可能な立地。
新工場では最先端の生産設備を導入し、高度化する品質要求に対応するため高水準の品質管理体制を整備する予定。さらに、地元雇用の創出による地域社会の活性化とともに、太陽光発電設備の導入などを通じてカーボンニュートラルな環境配慮型工場の実現を目指す。
■ 新工場概要
所在地:香川県坂出市番の州町12番地14
投資総額:150~200億円
敷地面積:26,000.05㎡
生産品目:先端半導体向け材料
雇用見込:30~40人(予定)
工事着手:2025年7月
操業開始:2027年頃