RS Technologies、台湾工場で増産設備投資
2025年8月21日
RS Technologiesは13日、連結子会社のRS台湾が第2工場を取得し、ウェーハ再生事業における増産設備投資を開始すると発表した。
半導体市場はIoTやAI対応需要の拡大、プロセスノードの微細化などにより急速に成長しており、顧客のテストウェーハ使用数も増加傾向にある。同社はこの需要に対応するため、RS台湾の第2工場に月産最大30万枚の生産能力を増強する設備投資を決定した。
台湾工場は大手ファウンドリメーカーからの需要割合が大きく、増強によって安定的な供給体制を確保できる見込み。また第2工場は既存工場に隣接しており、運営効率の向上とコスト低減が期待されている。
■ 設備投資概要
所在地:台南サイエンスパーク内(現台湾工場から徒歩8分)
総建物面積:22767.43㎡ 5階建て(元半導体関連製造工場跡地)
生産計画:2027年度中 月産5万枚
:2028年度中 月産20万枚
:2029年度中 月産25万枚
:2030年度中 月産30万枚
操業開始予定:2027年下期から量産開始予定