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東北日東工器、福島市の新工場完成/投資額146億円

2025年7月3日

日東工器は7月1日、福島市に建設していた東北日東工器 おおざそう工場が完成したと発表した。

 東北日東工器は、これまで山形市のメドテック工場と白河市の白河工場の2工場で行っていた生産をおおざそう工場に集約した。おおざそう工場では、仕入れから部品加工、組立までの一貫生産体制を整えており、自動倉庫、無人搬送車、複合加工機、5軸マシニングセンタなどの最新設備を導入し、生産の省力化、省人化、効率化を進める。

 現在は機械工具、電動ドライバ、建築機器を生産しており、将来的には迅速流体継手、リニア駆動ポンプなど同社の全製品を生産できるマルチ工場を目指している。

■ 新工場概要

所在地:福島県福島市大笹生字宮ノ下1番1号(東北中央自動車道の福島大笹生IC近くの「おおざそうインター工業団地」内) 
投資額:約146億円(建物・設備)
敷地面積:28,183㎡
延床面積:19,954㎡
建屋構造:鉄骨2階建
生産品目:機械工具、電動ドライバ、建築機器
従業員数:202名(2025年6月末)
主な設備:マシニングセンタ、NC旋盤、各種研削盤
建設期間:2023年10月~2025年5月

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