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JFE環境、広島県福山市にパレット製造工場

2017年12月12日

 JFEエンジニアリングは11日、100%子会社のJFE環境(神奈川県横浜市)が12月7日に広島県福山市の西日本本部に建設した新工場を稼動させたと発表した。

 約6.5億円を投じ、1,200㎡の建屋を建設。新工場ではリサイクルプラスチックパレットを年間40万枚製造する計画。

 物流の荷役台として使用されるパレットはこれまで木製が主流だったが、害虫対策や耐久性などの観点から、プラスチック製の需要が拡大している。

 JFE環境のリサイクルプラスチックパレットは、ハニカム構造を採用することにより、従来品と比較し約50%軽量であるにも関わらず同等の強度を有している。また無臭で衛生的な製品であるため、食品や化学品の荷役等幅広い分野での使用が可能。

 さらに、100%リサイクルプラスチックを原料としているため、バージンプラスチックを原料とするパレットと比較して安価で、地球環境に配慮した製品となっている。

■ 新工場概要

所在地:広島県福山市箕沖町115番1(西日本本部)
投資額:6.5億円(建設費)
建屋面積:1,200㎡
生産品目:リサイクルプラスチックパレット
製造能力:40万枚/年
稼働開始:2017年12月7日

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