テイカ、岡山県赤磐市の新工場完成
2025年7月8日
テイカは4日、岡山県赤磐市に機能性微粒子製品を製造するGMP対応工場を新設したと発表した。
設備投資額は約50億円。新工場では微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛などの機能性微粒子製品を年間1,000トン生産する。
同社は現在、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛などの機能性微粒子製品を岡山工場と熊山工場等で製造している。機能性微粒子製品は、日焼け止めを中心とした化粧品原料に使用されており、新型コロナウイルス感染症の影響で一時的に需要は落ちたものの、現在は国内外ともに順調に回復している。今回、さらなる機能性微粒子製品の需要増加を見込み、製造設備を新設した。
新設備は熊山工場に近接する小瀬木団地に建設し、原薬GMP対応の製造設備として稼働する。今後2030年度で約50億円の売上増を目指すとしている。
■ 新工場概要
所在地:岡山県赤磐市小瀬木50番地22
設備投資額:約50億円
生産品目:機能性微粒子製品(微粒子酸化チタン・微粒子酸化亜鉛・その他)
生産能力:1,000トン/年
竣工日:2025年7月24日