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神戸製鋼所、インドの機械事業工場に設備投資

2025年7月1日

神戸製鋼所は6月27日、インドの機械事業拠点であるKobelco Industrial Machinery India(KIMI)の工場拡張投資を決定したと発表した。

 総投資額は約30億円で、2027年度に拡張部分の完工を予定している。KIMIはインドと周辺地域向けにタイヤ・ゴム機械の製造販売拠点として事業を拡大しており、自動車生産の増加に伴う需要拡大に対応するため、生産能力の強化と事業成長を目指す。

 拡張に合わせて、KIMIに非汎用圧縮機用の生産設備も新たに設置し、インドでの生産を開始することで将来の市場拡大とコスト競争力強化、中近東・アフリカ市場進出やカントリーリスク低減のため生産拠点の多様化も図る。

 また、2025年1月にはKIMIチェンナイ支店として設計・開発拠点も開設済みであり、これらのリソースを活用してグローバル市場でのプレゼンス向上と事業拡大を目指している。

■ 設備投資概要

総投資額:約30億円
事業内容:タイヤ・ゴム機械(ゴム混練機、ゴム押出機)の製造
完工予定:2027年度(拡張部分)

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