レボインターナショナル、愛知県田原市の新工場竣工
2025年5月2日
レボインターナショナルは4月23日、愛知県田原市に建設した愛知工場で廃食用油「RECO」を原料とするバイオディーゼル燃料「C-FUEL」と持続可能な航空燃料(SAF)の製造設備が完成したと発表した。
同社独自の特許製法による世界初のSAF製造パイロットプラントで、生産能力はC-FUELが日量30,000ℓ、SAFが600ℓ。製造技術は中小規模プラントでも導入可能で、少ない投資で地域内での製造と供給が可能な体制を実現している。
今後、ASTMによる新Annexの認証取得を予定しており、認証後は同社製SAFが世界中の航空機で使用可能となる見込み。また、東三河地域を中心とした地産地消型の資源循環モデルを推進し、全国の飲食店や一般家庭から廃食用油の安定調達体制を構築する。
■ 愛知工場概要
所在地:愛知県田原市緑が浜二号1-47
生産能力:C-FUEL(日量)30,000ℓ
:SAF(日量)600ℓ(同社独自製法、ASTM新Annex申請中)
竣工:2025年2月
本格生産開始:2025年4月