日本アイリッヒ、名古屋市に研究開発拠点建設
2025年7月3日
粉体機械を製造する日本アイリッヒ(愛知県名古屋市)は7月1日、名古屋市瑞穂区で新たな研究開発拠点の地鎮祭を行ったと発表した。
同拠点は2026年7月の開所を目指し、粉体処理技術の研究と応用を推進する施設で、本社機能と成田事業所のテクニカルセンター機能の大半を集約する。医薬、食品、電池材料など多様な分野に対応した原料処理方法の開発と評価を行う体制を整える。
延床面積は約1,800㎡の3階建てで、医薬・食品原料向けの高衛生管理テストルーム、電池材料や化学分野向けの一般テストルーム、最新機器による分析室、企業や大学向けのレンタル室、同社製品や技術を紹介する展示コーナーを備える。さらに、保全技術者のトレーニングや引き取りオーバーホールが可能な小工場も併設する計画。
■ 研究開発拠点概要
名称:アイリッヒ・グローバル・イノベーション・センター(仮称)
所在地:愛知県名古屋市瑞穂区内浜町
延床面積:約1,800㎡(3階建て)
地鎮祭:2025年6月20日
開所予定:2026年7月