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ロック・フィールド、静岡ファクトリーの太陽光発電設備稼働

2025年7月3日

ロック・フィールドは6月26日、中部電力ミライズとのオンサイトPPA契約に基づき、静岡ファクトリー発電所で同社初のオンサイトPPAによる太陽光発電の運転を開始したと発表した。

 同社は中期経営計画で脱炭素・循環型社会への貢献を目指し、2030年度に2018年度比で温室効果ガス排出量46%削減を目標としている。静岡ファクトリーでは自社保有の太陽光発電と風力発電に加え、今回のオンサイトPPAによる太陽光発電を合わせて約1,200kWの発電を行い、発電した電力は事業所内で消費している。最大時には静岡ファクトリーの総使用電力の12~15%をまかなっている。

 静岡ファクトリーは、これまでに太陽光発電設備の新設、風力発電設備のリニューアル、水力発電由来のCO2フリー電力「静岡Greenでんき」の採用を通じて、事業所における電力の使用にかかるCO2排出量を実質ゼロにしている。

■ 太陽光発電設備概要

事業所名:(株)ロック・フィールド
所在地:静岡県磐田市下野部2280
設置場所:静岡ファクトリー第2棟と第4棟の屋根上
PPA事業者:中部電力ミライズ(株)
年間発電量:(想定)約70万kWh
太陽光パネル枚数:1,216枚(第2棟:396枚、第4棟:820枚)
契約期間:20年
運転開始日:2025年6月9日

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