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静岡ミツウロコフーズ、庵原工場で設備増強

2025年7月15日

ミツウロコグループホールディングスは6月27日、連結子会社の静岡ミツウロコフーズが庵原工場にミネラルウォーターの新製造ラインを新設したと発表した。

 新ラインにはPFASなどの水質汚染物質を除去できる活性炭ろ過装置を導入し、安全性と品質を向上させたほか、搬送コンベヤの小型化などにより省スペース化を実現し、少人数で運用できる設計を採用した。

 新ラインは500mlと2LのPETボトルに対応し、1分間に最大300本の製造が可能で、グループ全体のミネラルウォーター製造能力は従来の約2倍となる見込み。

 同社は飲料水の安定供給を重要課題と位置づけ、工程管理と品質保証体制の強化を進めるとともに、水資源の有効活用と保護に向けた取り組みも継続するとしている。

■ 設備投資概要

名称:静岡ミツウロコフーズ(株)庵原工場
所在地:静岡県静岡市清水区庵原町34番地の1
生産品目:ミネラルウォーター〔容器サイズ:500ml/2L〕
製造能力:PET 2L 300本/分
稼働開始:2025年7月

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