スター精密、静岡・菊川の新工場稼働
2026年2月9日
スター精密は2月5日、静岡県菊川市の既存工場敷地内に新工場「菊川南工場」を建設し、竣工式を行ったと発表した。
新工場は工作機械のコア部品であるスピンドルの生産拡大を目的に建設した。2024年7月に着工し、2025年12月に稼働を開始した。同社は自動盤のトップメーカーを目指し、生産体制の強化を進める。
設備面では、省エネ性能評価のBELSでZEB認証を取得したほか、CASBEE評価認証で最高位のSランクを得た。静岡県内の建築物で両認証の取得は初。屋根面に約800kWの太陽光発電パネルを設置し、一次エネルギー消費量を従来建物比で111%削減する計画。
省人化対応として、自律走行搬送ロボット(AMR)など最新鋭の設備を導入し、工場内物流を自動化する。DX推進の一環で、作業手順や検査記録を見える化する製造支援システムや、複雑な加工工程の最適日程を自動立案するスケジューラーシステムも採用した。
職場環境では、開発部と製造部の執務エリアを壁のないワンフロアとし、部門間の交流を促す設計。従業員の憩いと交流の場としてカフェテリアスペースも整備した。
■ 新工場概要
建物名称:菊川南工場
所在地:菊川市三沢字北ノ谷 1500-34(現菊川工場の敷地内)
機能:コア部品の製造
構造概要:鉄骨3階建
建築面積:約10,300m²(約3,120坪)
延床面積:約13,700m²(約4,150坪)
総事業費:約100億円
設計施工:木内建設(株)
着工:2024年7月
稼働開始:2025年12月
