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日本製紙、紙パック生産拠点の集約/テクニカルセンターを設置

2016年10月4日

 日本製紙(東京都千代田区)は9月28日、国内における紙パック生産拠点の集約を行い、紙パック製品の開発拠点として新規にテクニカルセンターを設置すると発表した。

 まず、埼玉県草加市の加紙パック(株)での生産を2017年7月末に停止する。2017年10月に茨城県猿島郡五霞町の江川紙パック(株)、茨城県石岡市の石岡加工(株)、兵庫県三木市の三木紙パック(株)、埼玉県草加市のセントラル興産(株)を統合し、日本製紙100%子会社として日本製紙リキッドパッケージプロダクト(株)【仮称】を新たに設立する。

 設立する新会社に2017年11月を目処にテクニカルセンターを設置。紙パック製品の開発拠点として、原紙、紙パック加工、充填機とそのメンテナンスに関する技術と知見を集積する。

 従来、試験・開発機能を担っていたリキッドパッケージングセンター(東京都北区)は閉鎖する。

■ 新会社概要

会社名:日本製紙リキッドパッケージプロダクト(株)
本社:茨城県猿島郡五霞町江川2572
株主:日本製紙(株)100%
事業所:江川事業所 (茨城県猿島郡五霞町2572)
   :石岡事業所 (茨城県石岡市柏原7-1)
   :三木事業所 (兵庫県三木市別所町巴9)
テクニカルセンター設置予定:2017年11月

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