永谷園ホールディングスは2日、グループ会社の永谷園フーズの新工場として建設していた「高萩工場」の竣工式を行ったと発表した。

　永谷園フーズは永谷園商品の製造・包装を担う生産会社で、現在国内8工場で事業活動を行っている。竣工した高萩工場は、8工場のうち最も建設時期の古い茨城工場（茨城県高萩市、1975年竣工）に代わる新たな生産拠点となる。生産ラインの自動化や生産管理システム導入により、安全・安心だけでなく、生産性の向上や労働環境の改善も図る。

　高萩工場では、現在茨城工場で生産しているお茶づけ・ふりかけなど同社の主力商品を中心に生産する今後順次現有設備の移設を進め、2026年3月中をめどに本格稼働する予定。