愛知製鋼、岐阜工場内に30億円で新生産棟建設
愛知製鋼(愛知県東海市)は5月31日、岐阜県各務ヶ原市の岐阜工場内に新生産棟の建設を開始したと発表した。
投資額は建屋、設備に約30億円。延床面積は約4,200㎡の2階建て。HVやEVなど次世代車に必要なインバータ用放熱部品である「パワーカードリードフレーム」を月産180万個(車輌6万台/月に相当)製造する。2017年12月の完成、2018年10月の本稼働開始を予定している。
今回、HVやEVなどエコカー需要の急拡大に対応するため、新生産棟の建設を決定した。増産ラインの設置場所を岐阜工場内としたのは、地震や津波など災害時のBCPの一環として、知多工場と岐阜工場の2拠点での生産体制を構築し、顧客への供給継続体制を確保する。
■ 新生産棟概要
所在地:岐阜県各務原市鵜沼大伊木町3丁目36番地(岐阜工場内)
投資額:約30億円(建屋、設備)
延床面積:約4,200㎡
構造:2階建て
生産品目:パワーカードリードフレーム
生産能力:180万個/月(車輌6万台/月に相当)
特徴:コンタミ(異物混入)レス、クリーン、高能率な人に優しい工場4S(Simple,Slim,Short,Straight)に配慮した自動化ライン
完成予定:2017年12月
稼働予定:2018年10月
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