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一番食品、栗尾工業団地に新工場建設

2025年10月14日

調味料やレトルト食品などを製造する一番食品(福岡県飯塚市)は栗尾工業団地に新工場を建設する。10月6日、飯塚市と立地協定を締結した。

 共働き世帯の増加や外食需要の高まりを背景に、同社主力のラーメンスープやレトルト食品の需要が過去5年間で約10%増加し、生産が追いつかない状況となっていた。

 今回、生産能力の向上を図るため、飯塚市内で稼働中の5つの工場のうち3つの工場を集約し、商品によっては最大1.5倍の増産を見込む。さらに、従業員の負担軽減を目的として、半自動化した製造ラインを導入する。

 集約対象となる3工場は新工場の生産が安定するまで並行稼働し、その後順次解体し、新たな工場や倉庫としての活用が検討されている。

■ 新工場概要

所在地:福岡県飯塚市鯰田(栗尾工業団地)
敷地面積:約24,398㎡
事業内容:ラーメンスープやレトルト食品の製造

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