ニッスイ、 米・インディアナ州の新工場稼働
2025年10月17日
ニッスイは8日、グループ企業のゴートンズ社が米国インディアナ州レバノンに新工場を開設したと発表した。
同社は北米で水産調理冷凍食品を製造販売しており、スケソウダラを使用した白身魚フライ商品を主力としているが、近年エビ製品の拡大に伴い生産設備の能力が不足していたことから新工場を建設。2024年2月に着工し、2025年9月中旬から稼働を開始した。
新工場の稼働により、既存のマサチューセッツ州グロースター本社工場と合わせて全体の生産能力を増強し、拡大する米国市場での需要に対応する。さらに、付加価値商品の生産や生産ラインの最適化を通じてサプライチェーンの柔軟性を高め、顧客サービスの向上を図る。
設備面では物流パートナーのU.S.コールドストレージ社と提携し、冷蔵倉庫などの整備や物流体制の強化を進めた。ニッスイグループは今回の北米での設備投資を通じ、海外食品事業の拡大とグローバル展開を加速させる。
■ 新工場概要
所在地:米国・インディアナ州レバノン
事業内容:水産調理冷凍食品の製造
着工:2024年2月
竣工式:2025年9月30日
稼働開始:2025年9月中旬