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山口重工業、福岡県飯塚市に新工場建設

2025年10月17日

鉄骨等を製造する山口重工業(東京都港区)は福岡県飯塚市の鯰田地区に新工場「九州・中国工場」を建設する。14日、飯塚市と立地協定を締結した。

 同社は田川郡添田町の福岡工場で鉄骨や鋼構造物を製造しているが、生産能力の拡大を図るため、新工場を建設し移転する。新工場は約3万平方メートルの敷地に建設され、完成は2028年1月を予定している。

 同社はGXとDXの推進に積極的であり、福岡市や北九州市に近く、中国・四国地方への展開にも適した立地として飯塚市を選定した。新工場は福岡工場の約4倍の敷地面積と約5倍の建物規模となる。2030年までに20名の新規雇用を計画しており、総勢50名体制を見込む。

■ 新工場概要

所在地:福岡県飯塚市鯰田地区
敷地面積:約30,000㎡(市有地・民有地を含む)
新規雇用予定:20名
完成予定:2028年1月

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