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新日鐵住金、アブダビの第2溶融亜鉛めっきラインが稼働開始

2016年10月13日

 新日鐵住金(東京都千代田区)は11日、20%の持分を保有するアラブ首長国連邦の溶融亜鉛めっき鋼板製造・販売会社Al Ghurair Iron & Steel L.L.C.社(以下:AGIS)は、2016年10月より第2溶融亜鉛めっきラインの商業生産を開始したと発表した。

 AGISは、アラブ首長国連邦初の溶融亜鉛めっき製造・販売会社として、2009年の操業開始以来、中東、北アフリカ、西アジアの建材薄板市場に顧客基盤を構築し、年間20万トン以上の高い販売水準を維持している。

 今回の第2溶融亜鉛めっきラインの商業生産開始により、AGISの溶融亜鉛めっき鋼板の生産能力は年間20万トンから同40万トンに拡大。需要拡大が見込まれるAGISへの高品質な熱延鋼板(溶融亜鉛めっき鋼板の原板)の安定供給を目指す。

■ Al Ghurair Iron & Steel L.L.C.概要

所在地:アラブ首長国連邦アブダビ工業地域
出資比率 :新日鉄住金20%、Al Ghurairグループ80%
事業内容:溶融亜鉛めっき鋼板の製造・販売
生産設備能力:酸洗50万トン/年 冷延36万トン/年
      :第1溶融亜鉛めっきライン20万トン/年
      :第2溶融亜鉛めっきライン20万トン/年(2016年10月商業生産開始)

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