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プロロジス、スズケン専用物流施設のプロロジスパーク神戸2が竣工

2016年11月1日

 プロロジス(東京都千代田区)は10月28日、兵庫県神戸市で「プロロジスパーク神戸2」の竣工式を行ったと発表した。

 施設は、医薬品卸のスズケン(愛知県名古屋市)グループ専用の賃貸用物流施設となる。茨城県古河市で11月4日に竣工予定の「プロロジスパーク古河1」とともに二棟同時に開発された。両施設は、医薬品物流の東西での広域拠点として、スズケンの子会社で医薬品に特化した物流会社であるエス・ディ・ロジ(愛知県名古屋市)が利用する。

 開発地は、神戸市の内陸部に位置する「神戸テクノ・ロジスティックパーク」内に立地する。同敷地内では2013年12月に、エス・ディ・ロジの専用物流施設として竣工した「プロロジスパーク神戸」に続いて、2棟目の施設となる。隣地における3棟目についても専用施設を想定して計画中であり、入居企業を募集している。

 設備は、入居企業の事業継続性を重視し、免震装置を導入。全館をLED照明とし、医薬品保管のための倉庫内空調を整えた。また、従来よりも厚い外壁断熱パネルを採用し、空調効率の向上を図っている。

■ 物流施設概要

名称:プロロジスパーク神戸2
所在地:兵庫県神戸市西区見津が丘
敷地面積:34,613.16m²(10,470.48坪)
延床面積:68,377.07m²(20,684.06坪)
構造:地上4階建、RC+S造、免震構造
着工:2015年8月
竣工:2016年10月

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