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エフピコ、関東エコペット工場が稼働/投資額157億円

2017年11月6日

 食品容器の製造を行うエフピコ(広島県福山市)は1日、茨城県八千代町の関東エコペット工場が稼働を開始したと発表した。

 最新鋭工場となる「関東エコペット工場」は投資額約157億円。延床面積は約43,000㎡の地上4階建て。PETリサイクル工場・押出工場・成形工場の各工程を行う施設があり、回収PETボトルのリサイクル、エコAPETシートの製造、エコAPET製品の製造までの一貫工程を一つの建屋内で行う同社初の施設となる。

 また、同工場内には物流倉庫や愛パック茨城工場も併設している。

 新工場は、年間約20,000トンの再生PET原料の生産能力があり、同工場の稼働により、エフピコグループは従来の中部エコペット工場(岐阜県輪之内町)・西日本ペットボトルリサイクル(北九州市)と合わせて、年間で計50,000トンの生産能力となる。

■ 新工場概要

名称:関東エコペット工場
所在地:茨城県結城郡八千代町
投資額:約157億円
敷地面積:約69,000㎡
延床面積:約43,000㎡
生産品目:再生PET原料
生産能力:約20,000トン/年
稼働開始:2017年11月

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