大和物流は18日、京都市南区上鳥羽の「京都物流センター」を建て替えると発表した。

　近年、インターネット通販などによる消費活動の変化に伴い、物流施設の重要性が高まっている。京都府では、新名神高速道路の開通などで、物流拠点開発は広域的になるとともに立地の選択が複雑化していることから、物流拠点の集約と再構築が活発に行われている。

　そのような中、同社ではさらなる物流事業の強化・拡大を図るため、物流不動産の賃貸や流動化など自社保有だけでなく多様な物流拠点戦略を展開している。

　今回、同社は土地の所有者である阪急電鉄と協議のうえ、平屋建てから4層へと高層化し、約4倍の規模の物流施設「京都物流センター」として新たに建て替えを決定。阪急電鉄が施主として開発し、大和物流が一括借上のうえ、大和物流の事務所として運営する。