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シーアールイー、埼玉のロジスクエア浦和美園が着工

2016年2月16日

 物流系不動産の開発・運営を行うシーアールイー(東京都港区)は15日、埼玉県さいたま市で開発を進めている物流施設「ロジスクエア浦和美園」が15日に着工したと発表した。

 開発地は東北自動車道浦和インターチェンジより約700mに位置しており、首都高速川口線、東京外環自動車道へのアクセスも良く、都心部を見据えた関東エリア全域をカバーする物流の戦略的拠点として非常に優れた立地。

 また、東京メトロ南北線と相互乗り入れを行う埼玉高速鉄道、浦和美園駅より約450m、徒歩6分に位置していることに加え、周辺地域では大規模な複合型まちづくり(事業主:UR都市機構)が推進されており、職住近接による労働力の確保にも高い優位性が見込まれている。

 施設は、ワンフロアが約3,800坪、3階部分へ大型車両が直接乗り入れ可能なスロープを設け、トラックバースを1階及び3階に備えるマルチテナント型施設。

 また、倉庫内の全ての防火区画壁に倉庫業法で定められた壁強度(2,500N/㎡)を有する耐火断熱パネルの採用を予定。法令で定められた耐火性能を満足させつつ、さらにマイナス10℃帯までの冷蔵冷凍倉庫の間仕切り壁として使用する事も可能な耐火断熱パネルを新築当初から設置する事で、入居テナントの冷蔵冷凍設備導入時のイニシャルコスト圧縮や、外壁のサンドイッチパネルとともに冷暖房設備設置時の熱負荷低減に寄与する事が可能。

 さらに、入居テナントのBCP対応へのサポートや、全館LED照明の採用や壁面緑化を導入する等、環境や省エネルギーに配慮した施設計画によりCASBEE埼玉県のAランク認証及びBELS評価の取得を予定。

 設計・施工は錢高組で、約24,094㎡の敷地に地上4階建て、延べ面積約52,313㎡の大型物流施設として開発する。16年2月15日に建設工事に着手し、17年4月15日の竣工を予定している。

■ 新物流施設概要

名称:ロジスクエア浦和美園
所在地:埼玉県さいたま市緑区(さいたま都市計画事業大門上・下野田特定土地区画整理事業施行地区内)
敷地面積:約24,094㎡(約7,288坪)
延ベ面積:約52,313㎡(約15,824坪)(予定)
用途地域:準工業地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨造 地上4階建て
設計・施工:錢高組
着工:2016年2月15日
竣工予定:2017年4月15日

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