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高木製作所、福岡に「北九州工場」建設

2022年10月19日

 自動車用小物プレス部品を製造する高木製作所(愛知県名古屋市)は、北九州市向洋町に新工場を建設する。13日、市と立地協定を締結した。

 国内外との取引拡大を視野に入れる同社は、高速道路網や港湾をはじめとした、陸・海・空の交通、物流インフラが充実している北九州市に立地を決定した。

 また、同社と長年取引のあるトヨタ自動車の生産拠点の一つであるトヨタ自動車九州の主力工場とも1時間圏内でアクセス可能であり、九州地区における更なるサービス向上を図り、九州全土を網羅するメイン工場としての発展を目指す。

 同社は今後、小量限定品から大量品の開発・設計生産まで多分野の客先ニーズに対応できるように体制を強化し、九州地方では、同社の強みである生産準備とものづくりに加え、独自開発のAGV(無人搬送車)・IoT・DXを導入し九州小物プレスNO.1メーカーを目指す。

■ 新工場概要

名称:(株)高木製作所 九州工場(仮称)
所在地:福岡県北九州市若松区向洋町10番12
投資額:約10億円
敷地面積:18,692㎡
従業員数:24年20名/28年45名(予定)
生産品目:自動車用小物プレス部品
設備:高速搬送機(独自開発)1台、B+4-6(独自開発) 1台、順送200tプレス機 1台、MHプレス機(独自開発) 1台、半自動定置溶接機 7台、AGV (無人搬送機)
稼働開始予定:2024年2月

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