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グンゼ、綾部工場に新生産棟/メディカル事業強化

2023年5月16日

 グンゼは12日、メディカル事業の基盤強化とさらなる成長加速のため、綾部工場の新棟建設と新規設備への設備投資を行うと発表した。

 今回の設備投資により、縫合補強材や人工皮膚のグローバルな売上拡大、骨接合材の製品ラインナップ拡充による国内トップシェアの維持と拡大を実現する。また、グンゼは2023年4月1日、100%連結子会社のグンゼメディカルにメディカル事業部の一部を吸収分割し、グンゼメディカルに統合、研究から販売までを一気通貫する総合医療機器専業の組織体制を構築している。

 今回、中期経営計画「VISION2030」の目標達成に向けて成長けん引の位置付けを明確にするため、「機能ソリューション」セグメントに含まれていたメディカル事業を「メディカル」セグメントとして独立区分に決定し、グンゼの事業セグメントを「機能ソリューション」「メディカル」「アパレル」「ライフクリエイト」の4つとしている。

■ 設備投資概要

所在地:京都府綾部市青野町棗ヶ市46(綾部工場)
投資額:約17億円
完成予定:2025年3月
稼働開始予定:2024年3月より順次

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