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SCREENホールディングス、彦根事業所に新棟/110億円投資

2023年9月15日

SCREENホールディングスは14日、彦根事業所内に水素関連事業の生産スペース、事務所機能等を備えた新棟を建設すると発表した。

 新棟は、ディスプレー製造装置と成膜装置事業(FT事業)の老朽化した施設を取り壊し、その跡地に建設。今後成長が見込まれる水電解用セルスタックや燃料電池部材MEAなど、水素関連事業の生産スペースを拡張する。

 加えて、成長が続く半導体製造装置事業(SPE事業)の人員増加に対応するため、事務所機能を新棟内に設置。SPE事業の生産工場「S3-2(エス・キューブツー)」と渡り廊下で連結することにより、スムーズな構内動線を実現する。

 また、省エネルギー対応の空調設備の導入など、生産設備の環境負荷低減に向けた取り組みについても継続して進めていく。

■ 新棟概要

所在地:滋賀県彦根市高宮町480-1
総工費:約110億円
建築面積:約4,982㎡
延床面積:約17,334㎡
構造:鉄骨造り地上3階建て
主な業務:水素関連事業の装置・部材の生産、FT事業の実験・部品検査、事務所機能など
竣工予定:2024年12月

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