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ハリマ化成、新レジスト樹脂工場

2026年5月19日

ハリマ化成グループは5月18日、加古川製造所内に半導体レジスト用樹脂の新工場と新研究棟を建設すると発表した。

 生成AIの普及を背景に半導体需要が拡大し、レジスト用樹脂の受注が計画を上回る水準で推移した。用途拡大や製造プロセスの高度化で、材料性能や管理基準の厳格化も進んだ。

 新工場「レジスト樹脂工場」の稼働初年度の製造能力は現状の約2倍で、将来の設備増設による拡張を可能にする設計とした。また、次世代製品に対応するクリーンルームと高精度自動制御設備を導入する。工程内検査を強化する分析室を併設し、原材料貯蔵所を新設して原料品質の安定化と物流効率化を図り、スマートファクトリー化を進める。

 併設する新研究棟「中央研究所3号館」では新素材・新材料の開発を進める。研究テーマ探索から材料設計、評価、量産試作までを一体で行い、材料提案と製品化の迅速化を狙う。超高清浄クリーンルームとレジスト材料開発専用実験室を整備し、不純物混入防止が求められる次世代製品の開発力を高める。

 先端パッケージを含む後工程分野でも開発・供給体制を強化し、高付加価値領域での事業拡大を進める。

■ 新工場・研究棟概要

建設場所:兵庫県加古川市野口町水足671-4(ハリマ化成 加古川製造所内)
着工:2026年6月
竣工:2027年6月
試験製造開始:2027年7月
量産開始:2028年6月

◇ 新工場
延床面積:約750m²
構造:鉄骨造2階建て
主な施設:反応釜、クリーンルーム、分析室 他

◇ 研究棟
延床面積:約1,400m²
構造:鉄筋コンクリート造3階建て
主な施設:実験室、クリーンルーム、会議室 他

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