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日本ゼオン、水島工場でDCPD設備増強

2026年5月13日

日本ゼオンは5月12日、水島工場(岡山県倉敷市)のGPIプラントに追加設備を導入し、シクロオレフィンポリマー(COP)などの主原料となるジシクロペンタジエン(DCPD)の生産能力を増強すると発表した。

 COPやCOP製光学フィルムは中期経営計画「STAGE30」で成長ドライバに位置付け、需要拡大を見込む。高収益製品向け原料としてDCPDの安定確保が課題となっていた。

 追加投資によりDCPDの生産能力を現行比で最大2割程度高める。汎用品向け原料のピペリレンなどを増産せずにDCPDを安定確保する。未利用成分を有効活用し、C5留分の追加調達を不要とする。C5留分からの抽出に比べCO2排出量の削減効果も見込む。工事は2026年度下期に着工し、2028年9月の完工を目指す。

■ 設備投資概要

所在地:岡山県倉敷市(水島工場)
事業内容:ジシクロペンタジエン(DCPD)の生産
生産能力:現行比で最大2割程度増強
設備:GPIプラントへの追加設備
着工:2026年下期
完成:2028年9月

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