工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

タカラバイオ、滋賀県草津市に新製造棟

2023年10月6日

タカラバイオは5日、本社地区(滋賀県草津市)にmRNAワクチン原薬やmRNA製造用酵素等の部素材を製造する新施設「遺伝子・細胞プロセシングセンター3号棟」を建設すると発表した。

 施設は、経済産業省「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点棟整備事業」による補助金と自己資金の拠出により建設する。デュアルユース型施設として、感染症パンデミック発生時(有事)には、国の指示に基づきウイルスベクターワクチン原薬、mRNAワクチン原薬とmRNA製造用酵素等の部素材を製造する。
また、平時には遺伝子治療用ベクター、核酸医薬品等を製造するCDMO事業に加え、遺伝子治療薬の製造補助剤(AncillaryMaterials)等の製造や再生・細胞医療・遺伝子治療に関連する自社の創薬事業を行う予定。

 棟内は、細胞系製造エリア、核酸医薬品製造エリア、微生物系製造エリア、品質管理エリア等で構成し、必要な設備を装備。竣工時に未実装エリアを設け、将来の市場ニーズに柔軟に対応する。また、有事の製造品群は、平時のCDMO事業/創薬事業等の自社事業で扱う製品群と設備・技術の共通性が高く、平時から有事への業務シフトを円滑に進められる構成となっている。

■ 新棟概要

名称:遺伝子・細胞プロセッシングセンター3号棟
場所:滋賀県草津市野路東七丁目4番38号
建設面積:2,650㎡
延床面積:16,400㎡
建屋:地上7階免震構造
目的:パンデミック時/mRNAワクチン原薬、ウイルスベクターワクチン原薬とmRNAワクチン製造用部素材製造。平時/遺伝子治療用ベクター、核酸医薬品、レトロネクチン®、mRNA製造酵素などの遺伝子治療薬製造補助剤(AncillaryMaterials)と創薬事業
内容:細胞系製造エリア、核酸医薬品製造エリア、微生物系製造エリア、品質管理エリア等で構成し、必要な設備を装備。竣工時に未実装エリアを設け、将来の市場ニーズに柔軟に対応
施工会社:日揮(株)
着工予定:2024年
竣工予定:2027年

このエントリーをはてなブックマークに追加