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テルモ山口、山口テクノパークの工場拡張/27億円投資

2024年3月18日

医薬品・医療機器を製造するテルモ山口(山口県山口市)は、既存工場を拡張する。3月21日、山口市と事業所増設協定調印式が行われる予定。

 設備投資額は約27億9600万円。2027年3月までに新規に150名を雇用する。2024年3月の着工、2026年12月の操業開始を予定している。

 今回、世界の医療需要の拡大に対応するため、既存工場内でのガイドワイヤー等の製造設備を増強するとともに、山口テクノパークZ区画を新たに取得し、プレフィルドシリンジ(薬剤充填済みシリンジ)等の製造拠点を拡大する。

 テルモ山口は、テルモ(株)の子会社として2011年に設立され、テルモグループを支える中核工場として、TIS事業の基盤製品であるガイドワイヤー等の製造や、ファーマシューティカルソリューション事業が展開する無菌充填製法によるプレフィルドシリンジ等の製造を担っている。

■ 設備投資概要

事業所名:テルモ山口(株)
所在地:山口市佐山3番22(山口テクノパークV-2・W・X・Z区画)
設備投資額:約27億9600万円
事業内容:医療機器・医薬品の製造
従業員:新規雇用150名(2027年3月)
主要取引先:テルモ(株)
着工予定:2024年3月
操業予定:2026年12月

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