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SEMITEC、千葉と山口に新工場建設

2026年2月24日

SEMITECは2月20日、薄膜サーミスタ需要の拡大に対応するため、千葉工場に新棟を建設し山口県宇部市で第2生産拠点を建設すると発表した。

 薄膜サーミスタは医療分野向けの安定需要に加え、他用途への採用拡大で市場成長が見込まれている。同社は2023年12月に公表した設備投資計画に基づき千葉工場の生産能力増強を進めているが、将来的に想定を上回る需要増が見込まれ、現行計画のみでは中長期的な供給力不足の懸念が高まっていた。また、事業継続性確保やサプライチェーン強靭化の観点から、単一拠点依存の解消が課題となっていた。

 千葉工場では新棟を建設し、薄膜サーミスタの生産能力を一段と拡張する。山口県宇部市には国内第2の生産拠点を新設し、約1000km離れた2拠点体制とすることで、地理的リスク分散とBCP対応力の向上を図る。宇部市での新拠点設置は、今年3月24日開催予定の同市議会における土地売却議決を前提とする。

 両拠点では薄膜サーミスタに加え、将来の新製品にも対応可能な拡張スペースを確保する計画。生産ライン配置の最適化により生産効率を高め、需要動向の変化にも柔軟に対応できる体制を整備する。

■ 新工場概要

◇千葉の工場建設の概要
所在地:千葉県千葉市花見川区天戸町
投資額:約25億円(予定)
建設延べ床面積:約2,400m²(予定)
施設用途:薄膜サーミスタの増産対応
着工予定:2026年12月(予定)
完成予定:2027年12月(予定)

◇ 山口の工場建設の概要
所在地:山口県宇部市大字西岐波
投資額:約30億円(予定)
建設延べ床面積:約2,600m²(予定)
施設用途:薄膜サーミスタおよびバルクサーミスタの生産対応
着工予定:2026年9月(予定)
完成予定:2027年7月(予定)

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