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ルネサスエレクトロニクス、甲斐市の甲府工場稼働

2024年4月18日

ルネサスエレクトロニクスは11日、EV向け需要の拡大を見据え、パワー半導体の生産能力を増強するため、甲府工場(山梨県甲斐市)の稼働を開始したと発表した。

 甲府工場は、ルネサスの100%子会社であるルネサスセミコンダクタマニュファクチュアリング(株)の傘下として、150㎜と200㎜ウェハ対応の生産ラインを持っていたが、2014年10月に稼働を停止していた。

 ルネサスは、2022年5月に脱炭素化社会に向けたパワー半導体の需要増加に対応するため、甲府工場の既存施設を活用し、300㎜ウェハ用のパワー半導体専用ラインとして900億円を投じて再稼働を決定した。2025年にはIGBTを中心としたパワー半導体の量産を開始し、生産能力を現在の2倍に増強する。

■ 新工場概要

名称:ルネサスセミコンダクタマニュファクチュアリング(株) 甲府工場
所在地:山梨県甲斐市西八幡4617
クリーンルーム面積:最大18,000㎡
生産予定品目:IGBT、パワーMOSFETなどのパワー半導体
開所日:2024年4月1日

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