EIZO、本社敷地内の新技術棟が竣工
2025年4月23日
EIZOは14日、本社敷地内に建設を進めていた新技術棟が竣工したと発表した。
映像機器関連事業の将来的成長を見据え、新技術棟を建設し延床面積を22%拡張。高度化・多様化する製品とシステム開発、顧客対応に必要な人員増に対応可能なスペースを確保した。技術部門を集約し、開発・技術・企画・営業部門が連携するテクニカルセンターと多目的ホールを設置し、市場への提案力と課題解決の迅速化を図る。また、拡張スペースを活用した既存棟のリレイアウトにより、創造性と生産性、従業員エンゲージメントや人材採用力の強化を目指す。
新技術棟は、断熱構造の外壁や省エネ性能の高い設備を導入し、ZEB規格に対応する環境配慮型の建物とした。年間発電量17万kWhの太陽光発電設備を新設し、敷地内の発電能力を約110万kWh(FIT固定価格買取制度による売電分を含む)とすることで、年間使用電力の約23%を賄う計画。
■ 新棟概要
所在地:石川県白山市下柏野町153番地
投資額:約52億円
延床面積:約12,928㎡
構造:鉄骨地上6階建
主な用途:技術・開発・営業・テクニカルセンター・多目的ホールなど
稼働開始:2025年5月