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日向製錬所、宮崎県日向市に新工場/263億円投資

2025年6月6日

宮崎県は5月30日、ステンレス鋼の原料となるフェロニッケルを製造する日向製錬所(宮崎県日向市)を県の立地企業(増設)として認定したと発表した。

 同社は電気自動車やリチウムイオン電池に使用されるニッケルの安定供給を目指し、国内で新たにニッケルマットを製造するための増設計画を進めている。

 設備投資額は263.8億円で、敷地面積は約35万㎡、建築面積は約5.4万㎡、延床面積は約6.7万㎡となっている。新たに25人の雇用を予定しており、2026年に14人、2027年に11人を採用する計画。2026年1月の着工、2027年12月の完成、2028年1月の操業開始を予定している。

■ 新工場概要

工場名:(株)日向製錬所
工場設置場所:宮崎県日向市船場町5番地
設備投資額:263億8,000万円
敷地面積:349,916㎡
建築面積:54,092㎡
延床面積:66,924㎡
新規雇用者数:計25人
      :2025年度14人
      :2026年度11人
事業内容:ニッケルマットの製造
着工予定:2026年1月
完成予定:2027年12月
操業開始予定:2028年1月

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