食肉卸業のコーシン（神奈川県横須賀市）は18日、横須賀市武から久里浜工業団地へ精肉製造・総菜製品の製造工場を拡張移転すると発表した。

　同社は学校給食事業と小卸事業の規模拡大に加え、新たに精肉総菜事業を開始するため、久里浜工業団地に新工場を開設する。新工場では学校給食用精肉加工の強化とともに、自社製品を活用した精肉総菜の製造を行う。ローストビーフや焼き豚などの総菜加工品を製造し、自社店舗を中心に販売する。市内と隣接市の学校給食への参画も目指している。

　操業開始は2026年4月を目標としており、横須賀市は現在、企業立地等促進制度の適用に向けた手続きを進めている。