豊通ソーテック、兵庫県赤穂市の新工場竣工
2025年7月28日
豊通ソーテックは24日、兵庫県赤穂市に建設していたアルミサッシの水平リサイクル拡大を目的とした新工場の竣工式を行ったと発表した。
同社は市中から集荷したアルミサッシスクラップを原料とし、破砕と選別工程を経て異物を除去した上でリサイクルアルミ原料を製造し、サッシメーカーへ供給する。アルミ新地金の精錬に伴う電力使用量が削減され、CO2排出の低減を図る。
新工場は8月から本格稼働を予定しており、親会社である豊通マテリアルを通じて製品を供給する。サッシ to サッシの水平リサイクル需要に対応するとともに、サッシ to カーなど他用途での需要拡大も見据え、高品質なリサイクルアルミ原料の供給によってサーキュラーエコノミーとカーボンニュートラルの実現に貢献する。
■ 新工場概要
所在地:兵庫県赤穂市
敷地面積:約19,000㎡
事業内容:アルミサッシスクラップの破砕選別加工事業
従業員数:18名(2025年7月24日時点)
竣工式:2025年7月24日
生産開始予定:2025年8月