日本ファインセラミックス、宮城県富谷市の新工場完成
2025年7月23日
日揮ホールディングスは18日、子会社の日本ファインセラミックスが宮城県富谷市で新工場「富谷事業所西工場」の竣工式を行ったと発表した。
日本ファインセラミックスは2020年から高熱伝導窒化ケイ素基板の量産を開始し、2023年10月には富谷事業所で追加増産のための工場を稼働させた。今回の新工場稼働により、パワー半導体回路基板メーカーからの需要拡大に対応する。
新工場は2025年2月に建屋が完成し、現在設備の導入を進めており、2025年秋に操業を開始する予定。生産性向上を目的とした機械化と省人化を進めるとともに、工場電力の一部に再生可能エネルギーである太陽光発電を導入する計画。
■ 新工場概要
工場名称:富谷事業所西工場
立地:宮城県富谷市(高屋敷西工業団地)
総投資額:100億円
敷地面積:約125,000m²(12.5ha)
延床面積:約11,100m²
生産品目:パワー半導体向け高熱伝導窒化ケイ素基板等
竣工式:2025年7月18日
操業開始予定:2025年10月