増田化学工業、高松市の本社工場に新プラント建設
2025年8月25日
四国化成ホールディングスは22日、グループ会社の増田化学工業が香川県高松市の工場敷地内にファインケミカル生産設備「MC-5」を新設すると発表した。
新設備は2026年に着工し、2027年4月の稼働開始を予定している。当初は1系列での稼働とし、4年目以降は2系列体制とする。また、今回の投資に伴い地元を中心に約10名の新規雇用を行う予定。
増田化学工業は2025年に創業90年を迎える化学品メーカーで、2023年4月に同社グループに加入した。アジ化ナトリウムの製造実績を基盤にテトラゾール類や半導体・電子材料向け化学品の受託合成を展開しており、今回旺盛な需要に対応するため設備増強を決定した。
■ 設備投資概要
立地:香川県高松市朝日町(増田化学工業敷地内)
投資総額:約22億円
延床面積:1,233㎡(鉄骨造3階建て)
生産品目:ファインケミカル製品
新規雇用予定:地元を中心に約10名
着工時期:2026年4月
操業開始予定:2027年4月頃