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ハイレゾ、香川・綾川町のAIデータセンター開所

2026年3月5日

ハイレゾは3月3日、香川県綾川町の廃校を活用した「綾川町データセンター」第1フェーズの開所式を行う。

 同社は2024年12月に高松市内の県研究施設を活用し、中四国で初となるAI開発用GPU専用データセンターを開所している。AI需要の拡大やクラウド向けGPU計算資源の安定供給が課題となる中、香川県内2拠点体制でGPUインフラを増強する。

 綾川町データセンターは旧綾川町立綾上中学校を利活用した施設で、延床面積は約1008m²、投資額は約110億円。第1フェーズとしてAIデータセンター部分を整備し、NVIDIA製の高性能GPUサーバ「H100」「A4000」に加え、今後ウルトラハイエンドGPUを順次導入する計画。第2フェーズでは校舎内に地域住民向けのメモリアル記念館や交流オープンスペースを整備し、地域拠点機能の付加を図る。

 高松市データセンターは高松市林町の産業支援財団内に設置し、延床面積は約687m²、投資額は約100億円。NVIDIA製GPUサーバ「H200」「B200」が稼働しており、AI開発向けGPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」の基盤として活用する。

 両データセンターの整備にあたり、ハイレゾとハイレゾ香川は「クラウドプログラムの安定供給確保のための取組に関する計画」を共同で策定し、2024年4月19日付で経済産業大臣の「特定重要物資供給確保計画」の認定を受けた。同認定に基づき、新エネルギー・産業技術総合開発機構から最大77億円の助成を受ける予定。

 経済安全保障推進法では、クラウドサービスに必要なプログラムやその開発に必要な高度な電子計算機(GPUを含む)を特定重要物資と位置づけており、政府が安定供給確保に向けた設備投資を資金面で支援している。

■ 設備投資概要

◇ 綾川町データセンター
所在地:香川県綾歌郡綾川町山田上1180(旧綾川町立綾上中学校)
投資額:約110億円
延床面積:約1008m²
特徴:NVIDIA社の高性能GPUサーバ「H100」、「A4000」、今後最新鋭ウルトラハイエンドGPUを設置予定/今後、住民が自由に集える旧綾上中学校メモリアル記念館や交流オープンスペースを整備
開所式:2026年3月3日

◇ 高松市データセンター
所在地:香川県高松市林町(公財)かがわ産業支援財団内
投資額:約100億円
延床面積:約687m²
特徴:NVIDIA社の高性能GPUサーバ「H200」、「B200」が稼働
開所:2024年12月

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