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日本触媒、中国JVでLiFSI設備増設

2026年4月30日

日本触媒は4月28日、中国の合弁会社である湖南福邦新材料有限公司(以下:湖南福邦)で、リチウムイオン電池用電解質LiFSIの年産1万tの製造設備を増設すると発表した。

 中国でEVの高性能化需要を背景にLiFSI需要が急増し、湖南福邦は2022年度に年産1200tだった能力をボトルネック解消で年産2400tに引き上げていた。しかしEVに加え電力貯蔵システム(ESS)向けでも需要拡大が見込まれ、供給体制の一段の強化が必要と判断した。

 増設設備は既存敷地内に設け、既存の年産2400tと合わせて年産1万2400tとする。増設分は2026年度に年産3000t、2027年度に年産7000tの商業運転を開始し、段階的に立ち上げる計画。資金は湖南福邦の自己資金と借入金で賄い、日本触媒からの追加出資は行わない予定。

■ 設備投資概要

場所:湖南福邦既存敷地内
生産能力:10,000トン/年(既存生産能力2,400トン/年と合わせて、合計12,400トン/年)
資金計画:湖南福邦の自己資金および借入金による調達
稼働時期:2026年度 3,000トン/年 商業運転開始
    :2027年度 7,000トン/年 商業運転開始
※上記により、増設分10,000トン/年の生産能力が段階的に立ち上がる予定

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