山洋電気、ベトナムに新工場建設
2025年9月23日
山洋電気は19日、ベトナムの第二タンロン工業団地に新工場を建設すると発表した。
AI需要拡大による高性能サーバや通信市場の成長、半導体製造分野やロボット産業の拡大を背景に、高性能かつカスタマイズ性の高い製品需要が広がっている。こうした状況を受け、製品競争力を高めるため新工場を建設する。
ベトナム工場は日本国内(長野県上田市)、フィリピン(スービック経済特別区)に続く3つ目の大規模生産拠点となり、生産体制の安定化と世界市場への対応力強化を図る。
■ 新工場概要
建設地:ベトナム社会主義共和国 Hung Yen(フンイエン)省 第二タンロン工業団地内
投資金額:約70億円(予定)
生産品目:冷却ファン、ステッピングモータ、サーボモータ
総生産能力:冷却ファン 約50万台/月
:ステッピングモータ 約5万台/月
:サーボモータ 約5千台/月
敷地面積:47,800㎡
延床面積:18,000㎡
建屋構造:鉄骨3階建て
工事着工:2026年9月
工場稼働予定:2027年7月