神島化学工業、詫間工場で排ガスCO2原料化プラント稼働
2026年5月22日
神島化学工業は5月18日、香川県三豊市の詫間工場で、工場排ガスに含まれる低濃度CO2を原料化して建材・化成品に使う商用プラントを稼働させたと発表した。
中期経営計画で環境対応と事業成長の両立を掲げ、2021年からカーボンニュートラルを見据えた検討とCO2活用技術の開発を進めていた。
投資額は約30億円。排ガス中のCO2(約10%)を濃縮せず直接利用し、建材・化成品の製造工程で生じる副産物をアルカリ源として反応させ、炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムを生成する。生成物は化成品事業の製品や建材事業の製品原料に用いる。
CO2の圧縮・濃縮工程を不要とする装置設計や反応条件の最適化で反応効率を高めた。まず年間4000tのCO2を再利用し、段階的に約2万tへ引き上げる計画。
■ 設備投資概要
所在地:香川県三豊市(詫間工場)
投資額:30億円
CO2処理能力:4000t/年
設備:工場排ガス中の低濃度CO2を原料化し、建材・化成品向け炭酸カルシウム・炭酸マグネシウムを生成する商用プラント
稼働開始:2026年5月
