住友化学、愛媛工場で生産プラント増設

2022年1月26日

 住友化学は25日、スーパーエンジニアリングプラスチックスの一つである液晶ポリマー(以下:LCP)の供給体制を強化するため、愛媛工場(愛媛県新居浜市)に生産プラントを増設すると発表した。

 LCPは、愛媛工場と子会社の田岡化学工業の播磨工場(兵庫県加古郡播磨町)で生産しており、増設後の生産能力はグループ全体で現行比約3割増となる。設備の完成は2023年夏を予定している。

 LCPは、耐熱性や流動性、寸法精度に優れるなどの特長を有し、パソコンやスマートフォンなどに使用される電子部品をはじめ、幅広い分野で用いられている。

 近年、第5世代移動通信システム(5G)の本格商用化や、環境負荷低減に向けた電気自動車(EV)の普及などを背景に、LCPの需要が拡大している。

 今回、世界的に需給が逼迫している足元の状況を改善するため、プラントを増設し生産能力を引き上げる。

 また、データ通信の高速化や大容量化、モビリティ分野の発展に伴い、LCP市場は今後も急速な拡大が見込まれるため、さらなる生産能力増強を検討している。

■ 設備投資概要

所在地:愛媛県新居浜市惣開町5-1(愛媛工場)
増産品目:液晶ポリマー「スミカスーパー」の製造
生産能力:グループ全体で現行比約3割増
完成予定:2023年夏

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