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住友化学、愛媛工場でシクロヘキサノン製造設備の稼働停止

2023年12月7日

住友化学は4日、愛媛工場(愛媛県新居浜市)にあるシクロヘキサノン(別名アノン)の製造設備を、2024年3月末を目途に停止し、同事業から撤退すると発表した。

 シクロヘキサノンは、主にナイロンの中間原料として用いられ、国内外で堅調な需要が見込まれていたが、原料価格の高騰や世界経済の回復の遅れに伴う市況の大幅低迷など、事業環境が大きく変化したことにより、今後、中長期的に安定した販売量とマージンを確保することが困難と判断した。

 住友化学は現在、短期集中業績改善策の一環として、採算性やベストオーナーの視点に基づき、事業の再構築を加速させている。こうした取り組みを着実に進めることで、2024年度のV字回復を確固にするとともに、今後の抜本的構造改革に向けて財務体質を強化していく。

■ 製造設備概要

所在地:愛媛県新居浜市惣開町5番1号(愛媛工場)
設備:シクロヘキサノン製造設備
生産能力:10万t/年
プラント操業開始:1973年3月
停止予定:2024年3月末

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