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アイリスオーヤマ、100億円を投じて「つくば工場」を建設/LED照明の製造

2016年11月24日

 アイリスオーヤマ(宮城県仙台市)は22日、茨城県稲敷郡に国内9工場目となる「つくば工場」を新設すると発表した。

 LED照明は、脱炭素化社会に向けてCOP21で採択された「パリ協定」の発効に伴い、需要が拡大すると予想されている。

 また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据えた大型施設の建設需要や商業施設の再開発の動きに伴い、首都圏を中心に市場拡大が期待されている。

 今回、茨城県にLED照明の生産工場を新設することで、生産体制を分散することにより為替リスクを低減し約2週間のリードタイム短縮を実現する。

 また、国内工場の生産割合を引き上げ、首都圏を中心とした顧客の多様なニーズに対応できる供給体制を構築し、事業拡大を図る。

 工場を新設する茨城県稲敷郡は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の阿見東インターチェンジより約2kmの距離で、常磐自動車道、東関東自動車道へのアクセスが容易なため、首都圏及び関東全域へのスピーディな出荷を行う拠点として最適な位置にある。

 圏央道を利用することにより、埼玉工場(埼玉県深谷市)で生産するLED照明のプラスチック製部品を「つくば工場」に効率よく供給する。

 国内最大級の51,876パレットの自動倉庫を備えることにより、東関東エリアの物流拠点としての役割も担い、今後の同社グループの事業拡大に伴う物流量の増加と取り扱い商品数の増加にも対応する。

■ 新工場概要

所在地:茨城県稲敷郡阿見町大字星の里26番
総投資額:約100億円(土地:約20億円、建物・設備他:約80億円)
販売計画:初年度200億円
土地面積:63,213㎡
延床面積:109,009㎡
自動倉庫:51,876パレット
生産品目:LED照明(ECOHiLUX ラインルクスシリーズ、LEDシーリングライト)
新規雇用予定:130名
竣工予定:2017年9月

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